日本为什么要送书(为什么日本人还留有写信的习惯)

1/13/2016 ウサギ译

中国語での「手紙」は「トイレットペーパー」という意味だ。だから日本語の初級者のクラスでこの言葉が出てくると、学生はどっと笑う。海を隔てたあちらとこちらで同じ言葉がこれだけ違う意味で使われているのはなぜなのだろう。

中文里“手纸”二字表示“厕所用纸”的意思,所以刚学日语的人一出此言,学生们都会忍俊不止。隔海而望,为何同样的词汇却有如此迥然不同的意思呢?

日本で文具店に入ると、封筒や便箋のコーナーから離れられなくなる。洋式のもの、和風のもの、横長のもの、縦書きのもの、エレガントなもの、キャラクターものなど、さまざまな商品が目に飛び込んでくる。とりわけ季節感のある商品は魅力的である。手紙や日記はもともと優雅な習慣だった。周作人もその文章の中で、他人の書いた日記や書簡ほどおもしろいものはないと繰り返し書いている。書簡体は文学の中でも最も味わい深いジャンルの一つだ。だが今の時代、あってもなくてもいいような手紙という形式にこだわりを持ち続けている人がどれほどいるのだろうか。

一进入日本的文具店,就会变得不想离开信封、信笺的区域。西式的、和风的、横版的、竖版的、优雅的、可爱的,诸如此类,琳琅满目的商品印入眼帘。尤其是有季节感的商品更是魅力无限。写信和写日记原本便是一种优雅的习惯。周作人在他的文章中也多次提到,再也没有比他人所写的日记、书信更有趣的东西了。书信体是文学体裁中最具深意的类别之一。然而在如今的时代中,可有可无的书信撰写到底还有多少人能持之以恒呢?

だが日本にしばらく住んでいると、日常生活の中での手紙のやり取りが依然として多いことに気付く。このような封筒や便箋の売れ行きは日本ではいまだに好調だ。手紙には、電話やメールでは伝わらないものを伝えることができる。日本人は普通、一年のうち少なくとも2回は手紙を用いる習慣がある。1回は夏、もう1回は冬である。

不过在日本住了一段时间后,发现在日常生活中,书信往来依旧络绎不绝。因此,信封、信笺的销售在日本也仍然经久不衰。写信,能够表达出电话、邮件无法表达的信息。一般日本人一年里,至少有写两次信的习惯。一次在夏天,另一次便是在冬季。

日本は雨の多い国で、梅雨の長雨は1カ月に達する。それからは暑い夏だ。初夏の頃には、日本人は友人に手紙を書いて近況を尋ねる習慣があり、「暑中見舞い」と呼ばれている。この手紙を出すのは、梅雨明けから立秋までの約半月とされる。これが過ぎると「お中元」の時期だ。中元節はもともと中国を由来とするが、仏教の盂蘭盆と合わさって、仏事が盛んに行われる時期となる。宗教をいったん離れると、この時期は贈り物をする時期でもある。親しい友人に贈り物をすると同時に、暑い夏の中で安否を問う手紙を添えれば、いたわりの気持ちがより伝わる。立秋を過ぎた後に手紙を送ったり、暑中見舞いのお返しを遅れてする場合は、「残暑見舞い」を送る。

日本是个多雨水的国家,梅雨季节长达1个月。之后便是酷暑。初夏时,日本人有写信给朋友询问近况的习惯,被称为“夏日探访”。寄出这封信的时间,大约是梅雨后立秋前的半个月里。过后便是“中元”时节。中元节本来起源于中国,与佛教的盂兰盆节相配合,是在佛事盛行的时期建立起来的。除却宗教意义之外,中元节就成了馈赠礼品的季节。在赠送礼物给亲朋好友的同时,添加一份询问暑夏是否安好的书信,便能充分表达自己由衷的关心。立秋过后再寄书信或作为迟到的暑夏探访回复,就可以寄送一份“秋后探访”之礼。

日本为什么要送书(为什么日本人还留有写信的习惯)(1)

手紙の習慣は冬にもある。新年には年賀状を送り合う。時代が変わっても、この習慣がすたれる様子はない。前年に不幸のあった家は新年を喜ぶ年賀状を送ることはせず、新年が明けてから立春までの間に「寒中見舞い」を出し、年賀状の時期からは少し遅れて気遣いを示す。

在冬天,日本人也有写信的习惯。那便是新年收寄贺年卡。即使时代不断变迁,这种习惯却未见被淘汰的趋势。去年遭遇不幸的家庭未能寄送恭贺新年的贺年卡,便在新年后立春前寄出“隆冬探访”之礼,表达迟于贺年卡时期的体贴之意。

学校の仲間が卒業したり転校したりした時などにも、手紙を送り合い、ともに過ごした日々への感謝や考えを伝え、これからの学習や生活に向けて互いに励まし合う。友人の誕生日や結婚、栄転、出産などの際、贈り物とともに祝いの手紙を届ければ、気持ちがより伝わることとなる。

学校里学生毕业、转校时,同学之间也会互传书信,表达对一起度过时日的感谢之情,彼此勉励一起努力学习与生活。朋友的生日及婚礼、荣升、生产之际,赠送礼物的同时附上一份庆贺的书信,更能表达出自己的心意。

短い手紙でも汲み尽くせない気持ちは伝わる。人類の言語は文字にしてこそ、より大きな力と重みを持つこととなる。思いついた時にふと手紙を出してみれば、騒がしい世の中の一陣の風、一抹の光として、心の奥底の静かな場所を照らし出してくれる。

短短一封书信,却能表达出自己未尽之心意。人类的语言化为文字,会拥有更大的力量与份量。回忆往事时翻阅旧信笺,便是繁华尘世中的一阵清风、一抹阳光,照耀着我们内心深处的那块静谧之地。

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